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一見、似ている「裏毛・裏起毛」はどう違う?特徴や見分け方を徹底解説!2023年12月13日

キッズベビーベビー,キッズ親子ペア

一見、似ている「裏毛・裏起毛」はどう違う?特徴や見分け方を徹底解説!

みなさんは、この時期のアウターの下には何を着ますか?

おしゃれコーデに欠かせないのが「スウェットアイテム」ですよね!
トレーナーやパーカーは楽な着心地でコーデに大活躍です◎
スウェットパーカーも根強い人気ですが、シンプルにさらっと着られるトレーナーが近年とても流行っていますよね。
お子さまやご家族のクローゼットにもトレーナーやパーカーはたくさんあるのではないでしょうか?

トレーナーやパーカーは、主に「スウェット生地」で出来ています。
同じスウェットでも裏面の仕上げの違いがあるのはご存じですか?

この記事では「裏毛・裏起毛」それぞれの特徴や見分け方を解説します。
肌触りも暖かさも異なるので、季節に合わせて上手に選んでおしゃれを楽しみましょう♪

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<目次>

・一見、似ている「裏毛・裏起毛」はどう違う?

 ●裏毛とは

 ●裏起毛とは

 ●裏シャギーとは

・裏毛と裏起毛の使い分け

・お手入れ方法の違い

 ●洗濯時に気をつけること

 ●干す時の注意点

・裏起毛/裏シャギータイプが禁止の保育園があるのは本当?

・裏起毛じゃないトレーナー(裏毛)は早めに買おう!

・裏起毛/裏シャギータイプの子ども服は、いる派?いらない派?

・まだある!「裏〇〇」素材

 ●裏フリース

 ●裏ボア

・近年人気の「ストレッチフリース」とは?

・まとめ


<一見、似ている「裏毛・裏起毛・裏シャギー」はどう違う?>

トレーナーの生地はいろいろとありますが、大きく分けると2種類に分けることができます。
それは「裏毛」と「裏起毛」です。

裏毛だと思って買ったら裏起毛だった!という間違いが無いように…!
裏毛、裏起毛の違いをこの機会に学んでくださいね♪

●裏毛
読み方は「うらけ」です。
裏毛は、表は平編み(天竺編み)です。
裏地はタオル生地のようにループ状に編み込んだ生地になっています。
別名「裏パイル」とも呼ばれていて、素材は綿100%を用いたものが多く見られます。
ループがあることで保温・保湿性が高まり、綿素材の場合はタオル同様に吸水性に優れています。

●裏起毛
その名の通り裏地の毛を起こしています。
裏毛の生地からループ部分を均等の長さにカットし、さらに1本1本を毛羽立たせてふんわりとさせているイメージです。
ふんわりとしたソフトな手触りだから、その分生地に厚みが生まれ、生地の中には多くの空気が含まれるため保温性も高くなります。
秋冬のウェアによく使われます。

●裏シャギー
シャギー(shaggy)とは英語で「毛むくじゃらの」という意味です。
裏シャギーは、裏起毛よりもさらに毛足の長い毛羽立っているような質感の生地になっています。
毛足が長い分だけ保温性も高まり、肌触りが良く、とてもなめらかです。
裏起毛同様に秋冬のウェアによく使われます。


 

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<裏毛と裏起毛の使い分け>

同じトレーナーやパーカーでも裏毛と裏起毛では、着心地はもちろん機能性も大きく異なります。
季節や着たいシーンに合わせて「裏毛」と「裏起毛」の2つのどちらを選ぶかが決まってきます。
それぞれの特徴に合わせてコーデに取り入れるとより快適に過ごせるでしょう。

●裏毛
季節を問わず年中使える!

裏毛は厚みもそれほどなく、吸水性に優れているのでオールシーズン通して着るなら裏毛がおすすめ◎
パジャマ、ルームウエア、春秋の服やスポーツウェアなどでよく使われ「トレーナー」と呼ばれる服はこの生地を使っています。

汗をかきやすいキッズ用のトレーナーやパーカー類にはこの裏毛素材が主流です。
また、ゴワつきにくいので1枚でも重ね着もできて幅広いコーデに対応しています。

 

●裏起毛/裏シャギー
寒い冬の日は裏起毛/裏シャギーの出番!

裏毛と比較すると生地が厚くなります。
毛羽立たせた生地のおかげで、保湿性・保温性が高く、冷気を通しにくい特徴があります。
寒い季節の防寒対策としてとても使えるアイテムです。
トレーナーやパーカーなどトップス以外にもボトムス、インナー、靴下などでも裏起毛タイプが多く販売されています。

生地が厚めなので重ね着すると着ぶくれの原因に!!
もし何か服を重ねたいのであれば、薄手生地を重ね着すると良いでしょう◎

温かさを求めるには最適ですが
放熱しにくい&熱を溜めやすい&吸水性が高くない為、汗をかくようなスポーツ着には不向きです。


<お手入れ方法の違い>

一見、同じように見えるスウェット類でも、裏毛と裏起毛ではお手入れ方法が異なるので洗濯時には注意が必要です。

また、新品の場合は起毛した部分がインナーに付着しやすくなります。
特に濃い色味の場合は白などのインナーとの組み合わせは気をつけましょう。
着用前には一度お洗濯をするのがベストでしょう。

 

●洗濯時に気をつけること

➡裏毛タイプ・・・それほど厚みが無いので特別なお手入れ方法は必要ありません。
濃い色味で色落ちや色移りが気になる場合は「洗濯ネット」に入れましょう。
洗濯表示タグを確認後、洗濯機使用OKならば洗濯機で洗いましょう。

➡裏起毛/裏シャギータイプ・・・厚みがあるので必ず「洗濯ネット」に入れて洗濯をすると良いでしょう。
洗濯機の「おしゃれ着コース」など優しく洗えるモードを利用しましょう。
※洗濯の際は裏返す必要はありません。裏返すとかえって生地が傷みやすくなってしまいます。

また、濃い色味の裏起毛/裏シャギーの場合は、洗濯時別の衣類に付着する場合があります。
洗濯の際は「濃い色」と「白や淡色系」の物とは分けて洗うほうが良いでしょう。

【注意】
洗濯乾燥機にかけるのはNGです。ふわふわな生地が傷んでしまうため乾燥機は避けましょう。
重みがある場合は、ニットと同様に「平干し」をすると型崩れせずに乾かせます。陰干しが良いでしょう。

 

●干すときの注意点

➡裏毛タイプ・・・裏毛は吸水性が高く、厚みはそれほど無いので比較的早く乾きます。

➡裏起毛タイプ・・・裏起毛/裏シャギーは生地が厚く冬場は特に乾きにくいため、
途中で裏返すなどの工夫をし全体がしっかりと乾くようにすると良いでしょう。


<裏起毛/裏シャギータイプが禁止の保育園があるのは本当?>

「子供は大人より一枚少なくが基本!」といわれています。

秋冬シーズン前には、子ども服も裏起毛/裏シャギータイプのデザインが多く販売されます。
ですが、保育園では裏起毛/裏シャギータイプの服はNGとしている所もあるので注意が必要です。

■禁止されている理由・・・裏起毛/裏シャギーの「保温性、保湿性の高さ」です。

子どもは大人と比べるととても汗かきですよね。
保育園は暖房完備の為、子どもたちは日中とても暖かいお部屋で過ごしています。
外遊びの時間もたくさん動きまわるので子どもはすぐに汗をかきます。

裏毛と比較すると、吸水性が低い裏起毛や裏シャギータイプの服では汗を吸い取りにくいです。
そうなると体が冷えてしまうため風邪の原因になってしまいます。

また、裏起毛や裏シャギータイプの服は厚みがあるため動きづらく、怪我の原因にもなってしまいます。

普段着には、裏起毛や裏シャギータイプのお洋服は大活躍ですが、
保育園では上記の理由などから禁止されているので気をつけましょう。


<裏起毛じゃないトレーナー(裏毛タイプ)は早めに買おう!>

SNSや口コミなどを見てみると「裏起毛の子ども服はいらないかな~」という声を聞きます。

「裏起毛の服はいらない」という意見がたくさん出る背景には、子ども服売り場が「裏起毛だらけ」になってしまうことにあります。

11月、12月頃になると裏起毛がたくさん店頭に並んでいたりします。
「裏起毛じゃない綿100%」のトレーナー(裏毛タイプ)を見つけるのに苦労しているママの声も聞かれます。
裏起毛じゃないトレーナー(裏毛タイプ)を買いたい場合は、裏起毛がたくさん販売される秋前くらいに買うのが良いでしょう。
11月、12月でも裏毛タイプのトレーナーは販売されるお店もあるので、実物を見たり商品名や商品タグを確認することをおすすめします♪

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<裏起毛/裏シャギータイプの子ども服は、いる派?いらない派?>

東北や北海道などの寒冷地域にお住いのお子さまは、「登下校時が特に寒いので裏起毛の服は必須!」という声もよく聞きます。
お住いの地域や生活スタイル、お子さまが寒がりかどうかなどで違ってきますよね。

「学校に暖房が入っていない」という所もあるので、そういった場合は裏起毛は暖かくて本当に便利です!
それぞれのライフスタイルがあるので、一概に「いらない」とは言い切れないでしょう。

暑がりのお子さまや保育園など日中を室内で過ごす事が多いお子さまの場合は着せすぎは暑過ぎてしまいます。
その場合、裏起毛/裏シャギータイプの厚手のものを着せるのではなく、薄手の物で枚数で調整をするのが望ましいです。
(半袖肌着+ロンTorスウェットを組み合わせるなど)


<まだある!「裏〇〇」素材>

➡裏フリース
フリースはポリエステルなどの化学繊維から作られた起毛生地の事です。
裏フリースは生地の裏側にフリース素材を使用したアイテムです。

➡裏ボア
裏ボアは、裏地を動物の毛に似せてモコモコとしたボアになっているものをいいます。

ボアはラテン語の「boa」が語源で、元は大蛇(中南米にいる蛇)を指します。
その形が似ていることから、毛皮で作った長い巻物を「ボア」と呼ぶようになりました。
今では毛足の長いフワフワした部分を指す言葉として使われています。
可愛らしいイメージのボアという言葉が、実は南米の蛇と知るとちょっと衝撃的ですよね!

ボアはポリエステルやアクリルといった化学繊維で出来ていて、羊など動物の毛を模しています。
裏ボアは空気を沢山含むことができ、とても暖かいため、冬物アウターなどによく使われています。
裏ボアには天然繊維である、「コットンやウール」が使われているものもあります。
シーンや季節に合わせて化学繊維や天然繊維を使い分けるのも良いですね◎

 

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<近年人気の「ストレッチフリース」とは?>

ハイブリッド生地として人気上昇中の「ストレッチフリース」はご存知ですか?
有名なファストファッションブランドでも取り扱われていてじわじわと認知度も上がってきています。
フリース生地だけど伸縮性があるのが特徴です。

★★特徴★★
適度な厚みと弾力性を持ちつつも、なめらかな肌触りで表面感の細かさが特徴的です。
秋冬の生地でよく目にするあのフリース生地とは見た目が異なります。
ライトな着心地で、ストレッチが効いていて、タテヨコナナメに伸びるので活発な動きにも対応しているのが魅力です。

★ストレッチフリースの生地感★

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単品使いもSETUPもOK!ワンマイルウェアとしても人気です◎

 


<まとめ>

・トレーナーの生地は大きく分けると2種類(裏毛/裏起毛)に分けることができます。

➡裏毛・・・裏地がタオル生地のようにループ状に編み込んだ生地。
ループがあることで保温・保湿性が高まり、綿素材の場合はタオル同様に吸水性に優れています。
厚みもそれほどなく、吸水性に優れているのでオールシーズン通して使えます◎

➡裏起毛・・・裏毛の生地からループ部分を均等の長さにカットし、さらに1本1本を毛羽立たせてふんわりとさせた生地。
ふんわりとしたソフトな手触りだから、その分生地に厚みが生まれ、生地の中には多くの空気が含まれるため保温性も高くなります。

➡裏シャギー・・・裏起毛よりもさらに毛足の長い毛羽立っているような質感の生地。
毛足が長い分だけ保温性も高まり、肌手触りが良く、とてもなめらかです。

裏起毛/裏シャギーは寒い冬の日は大活躍!
毛羽立たせた生地のおかげで、保湿性・保温性が高く、冷気を通しにくい◎
※放熱しにくい&熱を溜めやすい&吸水性が高くない為、汗をかくようなスポーツ着には不向きです。

・お手入れ方法
新品の場合は起毛した部分がインナーに付着しやすいので着用前には一度お洗濯をするのがベストです。
特に濃い色味の場合は白などのインナーとの組み合わせは注意が必要です。

裏毛も裏起毛もどちらもなるべく「洗濯ネット」に入れましょう。
裏起毛/裏シャギータイプは、洗濯機の「おしゃれ着コース」など優しく洗えるモードが◎

※洗濯の際は裏返す必要はありません。裏返すとかえって生地が傷みやすくなってしまいます。
洗濯乾燥機にかけるのはNGです。ふわふわな生地が傷んでしまうため乾燥機は避けましょう。
重みがある場合は、ニットと同様に「平干し」をすると型崩れせずに乾かせます。

・裏起毛/裏シャギータイプが禁止の保育園があるので注意が必要です。
子供は大人より一枚少なくが基本!
大人よりも体温が高い子どもはとても汗かきです。
裏毛と比べて吸水性が低く保温性が高いタイプの服では汗を吸い取りにくいので、体が冷えてしまい風邪の原因に。
また、厚みがあるため動きづらく怪我の原因にもなってしまいます。

・まだある!「裏〇〇」素材
➡裏フリース・・・裏フリースは生地の裏側にフリース素材を使用したアイテムです。
フリースはポリエステルなどの化学繊維から作られた起毛生地の事。

➡裏ボア・・・裏地を動物の毛に似せてモコモコとしたボアになっているものをいいます。

・ストレッチフリース・・・適度な厚みと弾力性を持ちつつも、なめらかな肌触りで表面感の細かさが特徴的です。
(秋冬の生地でよく目にするフリース生地とは見た目が異なる)
ストレッチ性抜群でタテヨコナナメに伸びるので活発な動きにも対応◎

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今回ご紹介した、一見似ている「裏毛・裏起毛」についてはいかがでしたか?
生地にもたくさんの種類があり、さらに裏〇〇という暖かさがUPする生地仕立てにしていたり。
色々な工夫がされていて、私たち消費者にとっては選択肢が増えてとてもありがたいですよね!
肌触りも暖かさも異なるので、季節に合わせて上手に取り入れましょう。
ライフスタイルや季節、シーンに合わせてコーディネートをもっと楽しみたいですね♪

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